ファッションフォトグラファーが教えるphotoshopでカラー写真を深みと味のあるモノクロ写真に加工する方法!ハイコントラスト、ローコントラストって?他とひと味違う白黒写真の温黒調と冷黒調を解説!!

写真が上手くなりたい

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皆さんは写真を撮った時、この写真は白黒で表現したいなと思ったことありませんか?

モノクロの表現にはハイコントラストローコントラストがあります。

さらにその先に温黒調冷黒調という2つの表現があります。

この記事ではプロカメラマンが実際に使っているひとつ上のモノクロの表現を解説していきます。

カラー写真を白黒に変換する方法

元画像

レイヤーの下にある調整レイヤーの新規作成ボタンから『白黒』を選択します。

属性パネルで細かく調整出来ますが、ここでは使いません。

粒子を加える

新規レイヤーを作成

編集→塗りつぶしを選ぶ

内容を50%グレーを選択し、OKを選択する。

グレーのレイヤーをフィルター→ノイズ→ノイズを加えるを選択

画像の解像度によるが今回は5.0%を選択した。

分布方法はガウス分布を選択

レイヤーの描画モードをオーバーレイにする。

これでモノクロ写真のノイズ感が増します。

ノイズ有無の比較画像

ハイコントラストとローコントラスト

ハイコントラストとは白はより白く黒はより黒いメリハリのあるイメージのことを言います。

これにより力強いモノクロ写真になります。

ローコントラストハイコントラストの逆で白と黒をグレーに近づけてメリハリが少ないイメージのことを言います。

古い写真のような淡いイメージに仕上がります。

ハイコントラストのモノクロ写真

レイヤーの下にある調整レイヤーの新規作成ボタンから『トーンカーブ』を選択します。

属性パネルで左右の幅を狭くして黒をより黒く白をより白くします。

そして、S字カーブを作るように右側を上げて左側を下げてコントラストを微調整します。

ローコントラストのモノクロ写真

属性パネルで上下の幅を狭くして白黒を全体的にグレーに近づけます。

そして、またS字カーブを作るように右側を上げて左側を下げてやりすぎないようコントラストを微調整します。

白黒写真は白と黒だけじゃない!温黒調、冷黒調とは

温黒調はウォームトーン冷黒調はクールトーンとも言います。

かつてフィルム時代に印画紙自体が赤みがかっていたり青みがかっていたりしたことからこれらの表現が産まれました。

ちなみに普通の白黒は純黒調と言います。

温黒調の写真

温黒調はレイヤーの下にある調整レイヤーの新規作成ボタンから『レンズフィルター』を選択します。

フィルターの『Warming Filter(85)』を選択して、今回は15%にしました。

冷黒調の写真

冷黒調は同じように『レンズフィルター』を選択し、フィルターの『Cooling Filter(80)』を選択して、今回は5%にしました。

それぞれのパターン画像を比較

温黒調×ローコントラスト
冷黒調×ローコントラスト
温黒調×ハイコントラスト
冷黒調×ハイコントラスト

いかがでしょう?

一般的には

温黒調×ローコントラスト

冷黒調×ハイコントラスト

がベストな組み合わせと言われています。

ケースバイケースで使っていきましょう。

まとめ モノクロ写真は情報が少ないけど、奥が深い

一言でモノクロ写真と言ってもこれだけ表現に違いがありました。

皆さんも自分に合った他の人と違うモノクロ表現を見つけてみてください!

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