『白って200色あんねん』アンミカさんの言葉から学ぶ商品撮影で重要なこと!インスタ映えとは言われないための考え方『記録色』『記憶色』『希望色』とは?

写真が上手くなりたい

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『白って200色あんねん』

アンミカさんがタオルを褒める時に言いました。

2018年 GLITTERより

以前、取材で撮影させていただいた時もとても頭が良い人なんだなと思いました。

 さて、アンミカさんの『白って200色あんねん』の言葉には商品を撮影する上でとても重要なことが隠されています。

この記事を読めばその言葉の意味が理解できます。

自分で撮影するハンドメイド作家さん、料理人さん料理や商品を正しい色で撮影したいなら必見です!

結論、まずは正しい白色を意識しましょう。

200色の中の正しい白色が意識出来れば正しい商品の色が出せるようになります。

白は200色どころではなかった!?

カメラが表現出来る白から黒への階調だけでも256階調(2の8乗)表現できます。

白から黒へのグラデーションだけで256色です。

そこからパールホワイトオフホワイトなど青みがかった白黄色みがかった白などを加えるともはや200色どころではありませんね。

まずは正しい白色が出るように環境を整える

アンミカさんが言うように白だけでも200色以上あるということになりました。

品を撮影する時、まずは光が0の状態を作ることが大切です。正しい色が出る撮影環境を整えましょう。

詳しい記事はこちら

記録色・記憶色・希望色を考える。

実は写真の色には3つの種類があります。

撮る時や編集の時に頭に入れておくと良いでしょう。

記録色

撮って出しの写真『記録色』

撮った時、何も手を加えていない状態の写真。無加工の写真です

実はカメラメーカー各社で色に対してこだわりがあるので同じ写真でもそれぞれ赤みが強い。緑が強調される。彩度が高いなど微妙に違う色になります。

料理や商品の撮影で色を正確に伝えたい時、各社のこだわりが邪魔をする場合があります。

記憶色

頭の中にある正しい色『記憶色』

写真を見返した時、あの料理ってもっとジューシーな感じじゃなかった?とか、このアクセサリーの色はもっと発色が良かったはず。などのように、目で見て頭で記憶している色のことです。

写真は嘘をつきます。商品や料理を撮影した時、写真と実物を見比べて見たままに近い色に補正をするのが商品撮影では重要になります。

色を正しく伝えないとクレームの元になるので注意しましょう。

前ちゃん
前ちゃん

色だけならホワイトバランスを調整するだけでだいぶ見た目に近づけることができます!

まずは背面モニターを確認しながらホワイトバランスをいじってみましょう!

希望色

こうだったらいいのにという願望『希望色』

ついつい見栄えを良くしようと実物よりも極端に彩度を高くしたりしてしまうのが人の性です。

こうだったらいいのにと色を都合よく作ることを希望色と言います。

インスタ映えとも言えますが、それを見て 同じものが欲しいと思って購入した商品の色が微妙に異なっていたら意味がないです。

まとめ 大事なのは記憶色。でも、希望色も大切

白だけでも200色以上あることをお伝えしました。

写真に写っている白色は本当に200色以上あるうちの正しい商品の白色でしょうか?

意識して見たままの色を出すことを心がけましょう!

もちろん、食べたいと思わせたり欲しいと思わせる写真を撮ることも大切です!

可能なら人を惹きつけるために1枚目は希望色のイメージ写真、2枚目は説明のための記憶色の写真、両方の写真を載せましょう。

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