カメラマンと一言で言ってもさまざまなカメラマンがいます。
この記事ではファッション・ビューティーカメラマンに焦点をおいて説明していきます。
ファッション・ビューティーカメラマンの仕事内容
ファッションフォトグラファー・ビューティーフォトグラファー
なりやすさ | ⭐️⭐️ |
稼ぎやすさ | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
自由度 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
おすすめ度 | ⭐️⭐️⭐️ |
ファッション・ビューティーカメラマンは雑誌編集部から仕事を受けます。
連絡をもらって打ち合わせをして、撮影をして納品をします。
雑誌ページの決定権は編集にあるので、臨機応変に対応していき撮影現場での進行はスムーズです。
他にもファッションブランドのコレクションやビジュアルを撮影したりと広告の仕事もします。
ファッションフォトグラファーとビューティーフォトグラファーの違いは?
同じ雑誌で撮影する上で、ファッション・ビューティーカメラマンの業務内容は変わりません。
あえて上げるなら肌のレタッチが出来るか出来ないかでしょう。
ファッションは服を見せるためそれほどレタッチは必要ありませんがビューティーはメイクやヘアメイクなどを見せるために細かくレタッチをしなければいけません。
肌のレタッチは難しく繊細なので高度な技術が必要です。
ですので、ビューティー特化したカメラマンはファッションのレタッチも出来るけど、ファッションに特化したカメラマンはビューティーのレタッチが苦手と言えます。
私はビューティー寄りのファッションフォトグラファーです!
雑誌の世界は閉鎖的!?入り込むのは困難 なりやすさ ⭐️2
1冊の雑誌で使われているカメラマンは5人~10人程です。そこに入り込むのは至難の極みです。
経験上、コネクションが無ければ入り込むのはほぼ不可能だと思ってください。
しかし、着々と信頼と実績さえ積めば必ず仕事を得ることができます。
年収はあなた次第!!レギュラーを獲得出来ればもう売れっ子 収入 ⭐️4
雑誌での仕事は1ページにつき何年と決まっています。
大体ページ単価8000円〜18000円くらいです。
1ページに写真が1枚でも10枚でも同じ値段なので大きなページを任される方が割がいいです。
また、レタッチ代などを別途請求できます。
先に述べたように、広告の仕事も獲得できれば年収1000万円超えも夢ではありません。
ひとつの出版社で数種類の雑誌を発行しているので1冊仕事を貰えるとコネができて他の雑誌でもお願いされるようになります。
自分の得意に持っていきやすい!?自由度はMAX ⭐️5
企画は編集が考えるのですが、光や仕上がりのイメージは編集とカメラマンが話し合って決めていきます。
しかし、ヘアメイクやスタイリストなどたくさんの人が関わっているためそれらの良さを生かすも殺すもカメラマンの手腕にかかっているのです。
実は華の命は短いもの おすすめ度 ⭐️3
雑誌のトレンドは常に10代や20代から生まれます。そして、年齢層が高くなるにつれ雑誌の量は減ります。
年齢を重ねていくとトレンドに追いつかなくなっていきます。そして、仕事をくれていた編集は出世していき編集長など仕事を頼むポジションではなくなっていきます。必然的に若い編集が若いカメラマンを起用していくことになります。
ファッションカメラマンだけで定年まで食べていくのは難しいと言えるでしょう。
しかし、ファッションカメラマンは広告カメラマンの面も持っていたりと他の撮影で収益を得ていたりします。臨機応変に生きるのがベストでしょう。
まとめ 花火のように華やかで儚いファッションカメラマン
この記事ではファッション・ビューティーカメラマンについて詳しく解説していきました。ファッションの世界はトレンドとともに目まぐるしく変わっていきます。それと同じようにカメラマンも常にアップデートして行かなければすぐに仕事がなくなります。
華やかですが花火のように儚いカメラマンです。