【永久保存版】ここでしか聞けない現役プロカメラマンが先輩たちから聞いたフリーランスフォトグラファーの見積書テンプレート化のアイデア。撮影料の決め方。出張交通費は機材運搬費として書く!そして、必ず3パターン作ること!

カメラマンになりたい

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今度撮影をしてほしいのですが金額はだいたい、いくら位でできますか?

明確な料金設定がある訳ではないカメラマンにとっては悩ましい質問です。

私もその1人でした。

これから数多の先輩カメラマンに聞いてアドバイスをもらった考え方をお教えします。

この方法さえ知っていればどんな状況でも使える正に

永久保存版の方法です!

まずは撮影の内容を詳しく聞きましょう!

撮影を依頼するのに慣れていない人は本当にふんわりと聞いてくることが多いです。

結論を言えば、

撮影料金を決める基準は『1カットにつき何円』もしくは『時給何円』です。

例えば

今度新しいメニュー表を作るから撮ってくれませんか?

結婚式をするんだけど撮影してくれない?

など、様々です。

ここで相手に聞かなければいけないのは『撮る商品の数』『拘束時間』です。

前者は、

合計で何カット撮るのか?角度違いやアレンジ違いなどバリエーションはあるのか?物撮りはこだわり出すととんでもなく時間がかかります。ここはカット数で決めましょう。

後者は、

メイクから撮るのか?披露宴だけなのか?式場撮影はあるのか?二次会まで撮影するのかです。これによって拘束時間は大幅に変わってきます。結婚式などは式場の時間が決まっているなど、拘束時間が確定しているので時給換算が良いでしょう。

このように案件によってカット数換算なのか時給換算なのか判断しましょう。

おさらいです。

基本料金の決め方は

『カット数換算』もしくは『時給換算』

最低利用価格は決めておく。

これだけだと、蓋を開けてみればたった2カットだけだったや1時間で終わる撮影だった。

ってこともあります。

そんな時のために、自分が撮影するにあたって最低限確保したい金額を決めましょう。

例えば

30カットまで3万円(以降1カット毎に+300円)

最低4時間まで3万円(以降1時間延長ごとに+5000円)

など、最低でも確保したい金額を決めましょう。

おさらいです。

最低利用価格は決めておく

背景紙や小道具など消耗品費は上乗せする。

背景紙や写真を映えさせる為に新しく買った小道具に関しては請求しましょう。

これらを上乗せしないのは単純に報酬が減るということになるので必ず取りましょう。

おさらいです。

消耗品や要望で今回しか使わないものは必ず請求する。

交通費の最強の言葉『機材運搬費』

車で行くにしろ電車で行くにしろかかってくるのが交通費です。

『交通費』と聞くとかかった料金ちょうどを出さなければいけないと思いますよね?

そこで私が先輩カメラマンから聞いた最強の言葉が『機材運搬費』です。

カメラマンは何十kgという機材を運搬しなければいけません。

時には大きい車を借りなければいけない。時にはタクシーを使わなければいけない。コインパーキング代もかかることもあります。

見積もりの時点では機材の量も分からないのですが当日どういった方法で行くか判断できないのです。

そこで使えるのが『機材運搬費』です!

機材運搬費には自分の労力も含まれるので、大まかな金額で通ります。

損をしない金額を提示しましょう!

おさらいです。

交通費ではなくマルッと含めて機材運搬費で出す

見積りは松竹梅で3種類作成する

見積もりは必ずグレード違いで3種類作りましょう。

例えばレタッチありヘアメイクありスタジオ代込など変化をつけて3パターン作って相手に提案しましょう。

これによって相手の心理は

『この人に頼むか頼まないか』

から

『どのプランで頼むか』

に変化します。

相手に選択を委ねる限定的聞き方は「この人に頼まない」という選択肢を無意識に選びにくくします。

その結果、相手は

自分で選択した

という気持ちが働きやすくなり、多少金額が想定外でも納得しやすくなります。

ビジネスでよく使われる手法です。

おさらいです。

必ず松竹梅の見積もりを用意する

とは言え、どうしてもまだ強気で言えないあなたへ魔法の言葉を伝授します。

まだ、写真を初めてこれからや、とは言えまだ具体的に金額を決めれないというあなたへ魔法の言葉を授けます。

それは

『予算感もあると思うので金額はお任せします。』

これです。

いっそのこと相手に委ねてしまいましょう!

初めての案件で今後お付き合いしたいならこの言葉は絶大だと思います。それにより金額を決めてくれることもありますし、何かしらお互い歩み寄る提案が生まれます。

この言葉はある意味最強の言葉だと私は思います!

おさらいです。

『予算感もあると思うのでら金額はお任せします。』

まとめ

いかがでしょうか?これらを基準にしていけば上手く見積もりを出せると思います。

次回はプロカメラマンの私が実際に使っている弥生シリーズの「Misoca」を使って見積書を作ってみたいと思います。

Misocaは請求書の郵送を代行してくれたり、弥生の青色申告と連携できたりとでとてもおすすめです。

【フリーランスのためのメモ帳】見積書のテンプレート化。実際にMisocaを使ってフォトグラファーの具体的な見積書を作成してみる

【フリーランスのためのメモ帳その2】請求書のテンプレート化。実際にMisocaを使ってフォトグラファーの具体的な請求書を作成してみる

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